ゆるポタな暮らし

熊本で自転車に乗りながらゆるーく適当に生きている人のブログ

治験のススメ

治験の体験談など。
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「治験」というワードを知ってる人は多いと思いますが、実際に参加した人は意外と少ないように思います。

治験とは簡単に言えば薬の人体実験のようなものです。
試験の内容については色々あると思いますが、自分が参加したものは、数種類の薬を飲んでそれぞれの血中濃度を測る、というようなものでした。

治験行ってきたよ〜って話をすると、
「危なそう」「死にそう」なんて言われることもよくありますが、国内の試験ではそれほど危険なものはないそうです。
海外には致死率○○%なんてものもあるそうですが。(その分報酬も桁違いらしい)

実際に自分は5〜6回程参加して、薬の副作用が出たのは1回だけでした。
その時はひどい腹痛で半日悶え苦しみましたが、何ともない参加者がほとんどだったので、そんなに副作用を心配する必要はないかなと思います。

施設内では投薬、検査、食事以外の時間は基本的に自由にしてていいので、PCやスマホ、漫画やゲームなど、家にいる時とそんなに変わりません。
まさに「寝てるだけで金が貰える」状態です。最高か。

報酬については、1日あたりだいたい1万円ちょっと。
これは田舎の病院の場合で、都会だともっと報酬は良くなるみたいです。
三食付きですし、普通にバイトするのがアホらしくなってきます。

ただ良いことばかりかというとそうでもありません。
検査結果を安定させるために、入所期間中とその前には日常生活に色々と制限がかかります。(守らないと事前の検査ではじかれるので参加できません。)
アルコール、タバコ、カフェイン、他の薬等は禁止。
暴飲暴食や昼夜逆転の生活もアウトです。

このへんは個人的に何ともないのですが、スポーツを趣味にしている人にとって辛いのが「運動禁止」。
入所の1週間程前から運動や筋トレ、力仕事など筋肉に負担がかかることは禁止になります。

そのため、試験の期間にもよりますが最低でも2週間〜3週間程は全く運動ができません。
自分もすでに3週間程自転車に乗れていない状態です。
まぁオフシーズンだし、ストイックにトレーニングを積んでいるわけでもないから別にいいかと思っていますが、体は相当なまってそうです。

また、試験は2泊3泊するものが多いので、週5日フルタイムで働いてる方は少し参加しづらいかもしれません。
土日を含んだ日程のものが多いので、休みをうまく調整できればなんとかなるのかも。
実際に参加者を見ると半分以上は学生かな?という印象ですね。

と、いう感じで治験は参加できそうな人にはかなりおすすめのバイト(正確にはボランティア)です。
都道府県名+治験」で募集情報が色々出てきて、登録や参加も簡単にできるので、是非一度お試しあれ。