シャマルミレのフロントハブ問題解決
この問題については以前ミレの感想記事でも書きましたが、その後色々とインターネッツで調べ、今日ようやく解決しました。
(この記事はたいしたメンテの知識もない初心者が書いていますので、細かい間違いは見逃してください)
んでどういう問題だったかというと……
このホイールの購入後、念のために一度ハブを分解してグリスアップをしようとしました。
リアについては問題なくできたのですが、問題はフロント。
分解するため、まず両側から2本のアーレンキーを突っ込んで回し、ネジを外します。
はいアウト。
上の写真では左側のネジが外れていますが、右側のネジを先に外さないとシャフトが抜けない作りになってて、これ以降何もできません。
両側のネジが回るようになっているので、両側からアーレンキーで回すやり方では結構な確率でこうなっちゃうみたいです。
完全に設計ミスやんけ……
ミレだけでなく2015年以降のカンパニョーロのシャマルウルトラ、ボーラ、フルクラムのレーゼロ、レーゼロナイトとかも同じ症状になる可能性があるとか。
初めは外れちゃいけない方のネジをロックタイトで完全に固定しようとか、どうにかしてネジを緩められないかとか、色々考えたんですけど、面倒くさくなってきたのでとりあえず放置。
まぁ問題なく走れるし。
気がついたらその後約半年が経過。
さすがにそろそろどぎゃんかせなんなということで。
今回主に参考にさせて頂いたのがこちらのブログ→http://keiichi78.blog88.fc2.com/blog-entry-1606.html
ありがとうございました。
使用する道具はアーレンキー1本と、厚さ(幅?)5mmの14mmスパナ。
スパナはこちら。

プロクソン(PROXXON) Slim-Line コンビスパナ 14mm No.83914
- 出版社/メーカー: プロクソン
- メディア: Tools & Hardware
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どう使うのかというと、はじめに下の写真(外れちゃいけない方のネジ)の銀色の部分にスパナをかけて固定します。
そんで外したい方のネジにアーレンキーを入れて回すと……
↓↓↓
やったぜ。
ちなみにこの銀色の5mmの幅にちょうど入るスパナを使うのが重要で、もっと薄いスパナでやった場合グリュッとなめます。(経験談)
なめすぎてグチャグチャになると泣きながら修理に出すはめになりそうなので、スッポリ入るこのサイズでいきましょう。
次に、もう一方も同じようにしてネジを外します。
ほい。
あとは普通に分解してグリスを塗りたくり、組み直すだけですね。
使用距離5000kmくらいですが、意外と汚れてませんでした。
ポイントとして、組み立ての最後に、外れちゃいけない方のネジはそのままで、反対側の先に外れて欲しい方のネジにだけグリスを塗ってから締めます。
そうすると次からは14mmスパナを使わなくても、アーレンキーを2本使う通常のやり方で問題なく先に外れて欲しい方のネジが外れます。(説明わかりにくい)
以上、同じ症状で悩んでいる方の参考に少しでもなれば。