ゆるポタな暮らし

熊本で自転車に乗りながらゆるーく適当に生きている人のブログ

【リムブレーキとディスクブレーキどっちを買うべき?】実際に使って感じたことまとめ

今更感。
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ロードバイクリムブレーキとディスクブレーキどちらの方が良いのか?という話は色んなところに書かれていますね。
実際にどちらも使ってみて、また最近の製品を調べていて色々と感じたことがあったのでまとめます。

※あくまでロード初心者の個人的な考えです

結論から書くと、
①レース、タイム測定、軽量化、コスパコスパ!な人
リムブレーキ
②それ以外の人(自分はこっち)
→ディスクブレーキ

ざっくりこんな感じかなーと思います。

●①の人にとって
ディスクブレーキのデメリットは
・重い
・高い
大きくこの2つでしょうか。

ディスクブレーキモデルはリムブレーキモデルと比べて、今のところ完成車の状態でだいたい1kg弱重くなってしまいます。
0.何秒の世界で競技をしてる、ヒルクライムのタイム測定が生き甲斐、パーツ重量を測ってよだれをたらしてる、って人達にとってはかなり大きなデメリットだと思います。
また、リムブレーキモデルよりも数万円高くなってしまうため(しかも重い)、とにかくコスパ重視って人にも微妙でしょうね。

●②の人にとって
ディスクブレーキモデルは有力な選択肢になると思います。

ディスクブレーキのメリットは、
・雨でも効く
・引きが軽い
・カーボンクリンチャーとの相性
・メカメカしい見た目(個人的に)
この辺だと思います。

実際に雨の中何度か走りましたが、リムブレーキよりもディスクブレーキの方が断然効きます。(どっちも105のブレーキ)
雨の日なんて走らねぇよ!って人(自分)も、ロングライドや山岳ライドで天気の変化を心配しなくてよくなるので(ブレーキに関して)、少し気が楽になります。
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更に油圧ディスクはレバーの引きがめちゃくちゃ軽く、下りでも握力をあまり使いません。
ブラケット持ちで安全に下れるので、肩や首、腰が痛くなる人には大きなメリットです。

また、ブレーキ性能向上と同じくらい大きなポイントだと思うのが、ブレーキによるリムの消耗がなくなる点です。
ディスクブレーキはホイールについたディスク(ローター)をパッドで挟む構造なので、当然リムは削れませんし、熱でダメになることもありません。
そのため最近人気のカーボンクリンチャーとの相性が最高です。
熱に弱いラテックスチューブもOK。
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貧乏くさい話ですが、以前リムブレーキの専用ブレーキシューを使うホイールを使っていた時は、バカ高いシューがブレーキの度に削れていくこと、砂などが挟まってリムが傷つくことに抵抗がありました。
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(速攻で無くなっていく4個5000円のシュー)

ディスクブレーキの場合はローターとパッドが消耗品なのですが、どちらもそこまで高価ではありません。
上記の理由からカーボンホイール等を使う場合は、ディスクブレーキの方が色々と楽だと思います。

ローターのメカメカしい見た目は好みが分かれるところですね。
またブレーキがフレームの末端にあることで、フレーム自体の形がスッキリと見えて個人的には好きです。

●まとめ
かなり雑にまとめると、
軽いのがいい!
リムブレーキ
確実に止まるのがいい!
→ディスクブレーキ

こんな感じになると思います。
ただ例外もあって、例えばTREKのEmondaやCanyonのUltimateのように、ディスクブレーキモデルでも完成車で7kgくらいのものもあります。
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今後ディスクブレーキモデルも軽量化が進むと思うので、リムブレーキモデルとの重量差はどんどん縮まってくるかもしれません。

またディスクブレーキがよく効くのは本当ですが、ある程度のグレード以上ならリムブレーキでも普通に使う分には制動力の不足は感じない、という人もいます。
ディスクブレーキとの差額でアルテグラデュラエースリムブレーキを買う、というのもアリですね。

●結局どっちを買うべき?
乱暴にいえばどっちでもいいと思います。
リムでもブレーキに不満は感じない人もいますし、ディスクでも6kg台バイクは組めます。
業界的には今後ディスクに移行しそうな流れ(メーカーのゴリ押し)がありますが、それを気にしないならどっちでも。

自分は好きになったモデルがたまたまディスクだったのでディスクに乗ってますが、最近またリムブレーキモデルも欲しくなってきました。
元も子もないことを言えばこういうことですね。↓